「かなしいねこのおはなし」の紹介

この絵本は平成21年度の東京展に出品したものを
作りかえたもので、タイトルを「かわいそうなねこ
のおはなし」から「かなしいねこのおはなし」とし
ました。話しの内容は、私の身辺に実際におこった
事実をまとめたものです。
高齢時代を迎え、人間も動物もさまざまな問題に直
面します。大好きだった飼い主が年老いて、一緒に
暮らせなくなっていく現実があります。動物は悲し
い悲しい想いを感じつつ、別れていくしかありませ
ん。
もちろん人間も、老いと共につらい現実と直面しま
す。この高齢社会に生きていかなくてはならない現
実を、身を持って体験せざるを得ないわが身を考え
る時、不安がいっぱいですが、なんとか生き抜いて
いかなくてはならず、気持ちを引き締めてがんばる
しかありません。
心身ともに健康を保ち、幸せな一生を全うできれば
と思います。いろいろな問題をかかえた、生きとし
生けるものの宿命……。
そんなことを考え、今回こうした絵本としてみまし
た。皆さんは、どう考えておられますか?
(あとがきより)

この本(ハードカバー製本)は注文を受けてから、
製本年月日と希望のお名前を「おくづけ」に印刷し
てお送りいたします。
まさに、世界で一冊しか有り得ない手作り絵本です。

絵と文:鈴木みお
デザイン:あとりえ・みお
仕様:ハードカバー表紙+34ページ、
サイズ:105×148mm

価   格:1,000円(税込)
送料手数料:200円(メール便速達)

ご購入は直接メールにてお申し込み下さい。
nekonote@at-mio.com

しらないおじさんが くるまを あらっていたとき
その こねこは ちゃっかり くるまのなかに
はいってきたのです
おじさんは びっくりしましたが
その ちいさなかわいいねこを いえへつれてかえりました
つきひがたつのは はやいもので
いつのまにか 15ねんがすぎさっていきました
おばあさんは 90さいになってしまいました
すっかり としをとってしまい からだのよわった
おばあさんは ろうじんホームに はいることになりました
ももえちゃんも また おばあさんねこになってしまいました
ももえちゃんは かわいそうに またしらないべつのいえに
もらわれて いくことになりました
おじさんとわかれて またひっこしです
ももえちゃんは やさしかったおばあさんのことを
かんがえていました
かなしい かなしい ももえちゃんです